ネタばれ 映画「プーと大人になった僕」吹替版を見た感想

ネタばれ 映画「プーと大人になった僕」吹替版を見た感想

※この記事は、ネタバレを含みます。

我が家にもプーさんがいます

映画「プーと大人になった僕」の吹替版を見ました。
予告編で見た時から、夫と必ず見にいこうと決めていた映画。
なぜなら、我が家にもプーさんの大きい人形がいるから。
顔は黒くなってきてますが(笑)

友人が自身の結婚式に
ずっと実家にあった人形を出席させていましたが、
人形にはいつまにか愛着や愛情が湧くもの。

「テッド」などの“くまの人形系”の映画に弱い私は、
プーさんの“おなじみのあの”ちょっとおじさんの様な気の抜けた声が聞きたいと思い
字幕版を見てきました。

ユアン・マクレガー演じる、大人になったクリストファーロビンの声は
堺雅人さんが担当しております。

あれ、冒頭から涙が……

最初は主人公クリストファーロビンの子供時代の振り返りから始まります。
大人への第一歩ということで、プーさん達と別れを告げるわけです。
倒木の上でこれからについて語らう、
クリストファーロビンとプーさん。

その後ろ姿を見ているだけなのに、
まだ始まって10分も経たないうちに、泣きそうになってる自分がいました。

クリストファーロビンはその後、学生時代に父親を失うものの、
女性と出逢い、結婚。
そして妻は懐妊。子供の顔も見ぬまま戦争を駆り出されて、帰還。
子供にも初めて出会い、幸せな生活を送るのかと思いきや
いきなり仕事に忙殺されまくる日々を過ごす。

そんな主人公の心の中を象徴するかの様に、
終始、映像は暗く、雨が降っています。

家族と仕事の間で彷徨う主人公は
プーさんと再会することになるのです。

無垢ゆえに、名言連発プーさん。

大人になったクリストファーロビンと、昔と変わらないプーさん。
本当、プーさんが言うことがお坊さんみたいなんですよね。
いろいろ考えてしまう。

「僕は“何もしない”を毎日やってるよ」「何もしないは、最高の“何か”につながるんだ」

ーー何もしない日なんて、最近あったかなぁ

 

「でも、君は君でしょ」

ーー僕はあの頃の僕じゃない。もう大人になったんだと言う主人公に対して

 

「どこかへ行きたいと決まっていると、その“どこか”がやってきてくれる」

「ドアは、必要なところにあるんだ」

ーー意思がないと、未来には繋がっていかないということ。

 

ふわっ、もこもこ! 映像なのに触り心地がわかる

予告編を見てもわかる通り、
人形らしい、ふわふわ感、もこもこ感が
画面を通してよく伝わってきます。

アニメよりも、キャラクター達の彩度(色のあざやかさ)は弱めになっており
優しい色合いになっています。

特に虎のティガーなどは、オレンジ色がかなり薄い感じで
アニメと印象が異なりますね。

ストーリーは? 最後どうなる?

主人公は仕事に忙殺されすぎて
妻・娘と約束していた里帰りにも一緒に行けなくなってしまいます。

そんな中、仲間達とはぐれてしまったプーさんと再会し
プーさんの仲間達を探すために、主人公は妻と娘に内緒で
プーさんと里帰りをすることになるのです。

その道中の電車内でも、主人公は仕事漬け。
上からの無理難題のために頭を捻らせ、書類を作成し続けるのです。

そして、プーさんの仲間達とも無事再会を済ますのですが
仕事のため、クリストファーロビンは
とんぼ帰りをすることになります。

しかし、クリストファーロビンは
電車で作成した大事な書類を田舎に置き忘れてしまい、
映画の後半は、プーさんとクリストファーロビンの娘が
それを届けに行くと言う、冒険映画に変わります。

その冒険の過程は、ぜひ映画を見て欲しいのですが
最後のシーンで、主人公のクリストファーロビンとプーさんが
倒木の上で、二人とも赤い服を着て並んでいるのが、とっても可愛いです。

そして、映画の冒頭で並んでいる二人を思い出し、自然と涙が出てしまう自分がいました。
暖かい気持ちで映画館を出られる、爽やかな映画でした。

吹替版に関して、気になる点がひとつ。

映画としては、1800円を払う価値は十分にあるなと思います。
プーさんの声はあのおなじみの声でとっても可愛い。
物語も良いし、絵としても楽しい。

ただ、吹替版で1点気になるのは、
「堺雅人の声が、思っきり堺雅人じゃん!」ということ。

いや、もう本当好きな俳優さんですけど
途中で「wowow 月4,980円」とか言い出すんじゃないかってぐらい、堺雅人でした。